■7・16武蔵野「聖火」セレモニー弾圧、第一回公判 概要■
裁判所前に結集後は、歩道で、オリンピック批判の歌とパフォーマンスで訴えました。
法廷に入ると、正面と四隅から傍聴席を威圧する廷吏がおり、弁護士から異議がなされ、四隅からの監視に減らされた(それでも不当だが)。
裁判は本人人定、検察の起訴状読み上げ、弁護側求釈明に続いて、黒岩さんの被告人冒頭意見陳述が行われた。獄中の困難のなか書き上げた冒頭陳述は、堂々たるもので、オリンピック開催が福島原発事故を過去のものとした棄民政策として強行されたこと。また、コロナ禍の中での五輪開催強硬は、危惧されたとおり多くの感染者を招き、多くの患者さんが亡くなった。これは「五輪災害」に他ならない、と訴えた。
時間の制約で発言できなかったが、陳述書の最後の部分では、「起訴状の起訴事実はイベント会社の社員の業務を妨害したとされているが、これはイベントの主催者であり、委託者であるオリンピック・パラリンピック組織委員会の存在を意図的に隠すものである。この点は公判のなかできっちり暴きだします」と宣言しています。(全文は救援会BLOG)
公判後は、弁護士に報告をしてもらい、最後に、勝利に向けてシュプレヒコールでその日の闘いを締めくくりました。
黒岩さんの保釈申請も当日行いましたが、結果はまだです。
今後の公判予定は次のとおりです。
第2回公判:1月14日(金)、午後3時開廷、13:30集合、検事立証
第3回公判:2月7日(月)予定、午後3時開廷、13:30集合、弁護側立証
検察側は、黒岩さんが爆竹を鳴らし柵を乗り越えて会場に入ろうとしたことが、イベント会社社員の業務を妨害したとして、「威力業務妨害」の罪で起訴しています。その証人調べが第2回公判で行われます。
裁判闘争勝利のために、今後とも公判傍聴への結集をお願いします。
また、救援カンパへの協力も、よろしくお願いします。
救援カンパ振込先:郵便振替00150-8-66752(口座名:三多摩労働者法律センター)
※「7・16弾圧救援カンパ」と通信欄に必ず明記して下さい